タバコ


  私の信じるところ、シガレットは邪道です。
	
パイプタバコが煙草の王道です。 癌の原因になるのは、圧倒的にタールで、 ニコチンの比ではありません。 タールは紙巻き煙草の紙が燃える時に発生します。 パイプ煙草と葉巻からはタールは発生しません。 日本人の私には、葉巻煙草は強すぎて喫煙えません。 他人は凄く臭くて迷惑らしいが、本人は最初を除いて殆ど臭いません。 この臭いを除けば、パイプ煙草は、シガレットと比べ遙かに健康的な煙草です。 でも周りは灰だらけになります(キーボードとか、..)。 似たようなもので、日本には昔から煙管がありますが、 煙草を真面目に喫煙するには小さすぎます。 元来アヘン用ですから、..。 先ず、パイプを吸い始めると、直ぐに口の中が低温火傷をするので、 吸い始めて数日は口内がヒリヒリと痛い。 克服するのに、2週間はかかる。 これで止めてしまう人がかなりの割合。 更に、最初は直ぐに火が消えてしまって、旨く吸えないんだな。 私も旨く吸えるようになるまで、何年もかかった。 コツは、吸ってばかり居ないことで(消えそうになると思わず吸ってしまう)、 吸ったり吐いたり、と言うより、 空気を止めないでゆっくり動かして、煙と戯れていればOK。 ゆっくり喫煙すると1時間以上持ちますが、余りもたせても 味のない煙になるだけで美味しくありません。 私の場合15〜20分が一服です。 暇があれば、一日中喫煙ってました。 一日中喫煙しても、シガレットよりは遙かに経済的です。 それにしても、喫煙しない人より多めに税金支払って居るわけで、 それなのに何で文句を言われなきゃならん! それもまっとうな人じゃないかのごとく。 これを差別を呼ばす何と呼ぼう。 パイプ煙草は、銘柄が異なれば味は全く異なります。 シガレットの比ではありません。 私は、色々喫煙い比べた結果、 20歳の時からずっとマックバーレンミクスチャを嗜好して来ました。 若かった頃は、イタリアンな見るからにお洒落なパイプが好きでした。 でも喫煙していたのは、ピーターソンがメイン。  土産でもらったダンヒルのパイプ。 一見何てことない造形ですが(値段も高いので自分じゃ買えない)、 これが又、飽きないんだな。 良く考えられてる。 所有ってみて初めて分かる良さかな。 歳を取ってからは、活性炭フィルターを付けて喫煙してました。 それでもずっとマックバーレンミクスチャ。 大きな煙草屋さんじゃないと売っていない、マックバーレンミクスチャ。 買いに行くのがとても面倒くさかった。 でも40の誕生日以来、禁煙しています。 死ぬまでに何がしたいと尋かれれば、 迷わず「もう一度煙草が喫いたい」と答えるでしょう。 ああ、もう一度この手にパイプのぬくもりを!


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